日本で喫茶の風習が始まったのは、仏教伝来のときです。
遣唐使や留学僧がお茶の種を持ち帰り、院内や近くの
所有地で栽培をしたのが始まりでした。
しかし、この時点でお茶を用いたのは上流階級に限られ、
しかも医薬品として使われる貴重なものでした。
鎌倉時代になり、栄西が宋から帰国し「喫茶養生記」を
時の将軍源実朝に献上しました。
それ以来、武士階級で喫茶の風習が広まり、南北朝時代
を経て一般社会に広がっていきました。
煎茶
煎茶は生産量が多く、最もポピュラーなお茶です。
日本各地に産地があり、その風土を反映した独自の
味わいのあるお茶が生産されています。
玉露
玉露の茶葉は、新芽が伸びる頃から覆いをかぶせて
直射日光をさえぎった環境で育てられます。
こうすることにより、旨み成分のテアニンが著しく増え
独特の甘味に富んだ玉露が出来上がります。
もともと煎茶と玉露の木は同じですが、その栽培方法の違いによって分けられます。
一番茶
3月になり暖かくなると茶葉が伸びはじめます。
それから一ヶ月くらいかけてゆっくりと黄緑色の新芽が成長して摘採期を得ます。
4月下旬から5月上旬にかけ摘まれたお茶が「一番茶」です。
一番茶は旨み成分のテアニンや栄養分に富み、香り豊かな新茶として売られます。
二番茶
「二番茶」は一番茶を摘んだ後、一ヵ月半くらいして発芽した新芽を摘み取ったものです。
そのため 旨み・香りとも一番茶に劣ります。
しかし、カテキンの量は一番茶より多く含まれます。